始めに外柵の土台となる基礎工事をします。基礎の深さは、長年培ってきた経験で決めています。
基礎の深さは深ければ良いというものではありません。深くすることで、ムダに費用がかかってしまうこともあるため、必要最低限の深さまでに抑えます。
土を掘ったらおよそ80kgのランマーと呼ばれる点圧機でしっかりと地固めを行います。
次に枠を張って鉄筋を入れ、コンクリートを流していきます。この時、強度を上げるために、バイブレーターという道具で気泡を取ります。
基礎が出来たら、石を据え付けます。
石と石の接着には石用のシリコンボンドを使用します。
石は後々、開いたりしないように、アンカーボルトと鉄筋をつなぎ、コンクリートで固めていきます。
外柵の中に埋め石を入れて、コンクリートで固めます。この時、息抜き兼水抜きの穴をあけておきます。外柵の中をコンクリートで固めるのに、抵抗のあるお客様には、このまま玉砂利を敷きます。
石塔本体には、シリコンボンドの接着の他に、ステンレスの心棒と衝撃吸収する低反発のスポンジを置き、しっかりと固定します。
目地をして、灯籠や墓碑などを建てて、玉砂利を入れれば、完成です。